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2016年 04月 21日

刑法演習2(3)

今回はこれまでの復習で傷害罪全体のまとめとして傷害罪の承継的共同正犯、同時傷害の特則、昨年度にやった胎児性致死傷の問題を取り上げ、また同時傷害の特則については憲法・刑事訴訟法の問題についても少し詳しく議論し、関連問題として刑法230条の2についても説明した。次に財産犯の問題に入り、承継的共同正犯は、強盗罪や詐欺罪などでも問題になることを説明し、具体的な事例として『事例から刑法を考える』⓪問(小林)を小テストして実際に書かせてみたところで時間が来たので、次回はその解説と、昨年度の二項強盗に関する問題の事例として「夜の帝王」『刑法事例演習教材』46問を課題として出しておいた。なお前記承継的共同正犯に関する問題を予習してきた学生が『事例から考える刑法』2頁には基礎的な簡単な問題だと書いてあるが、結構難しかったと言っていた。
*地位の取得と2項犯罪
1)債権者の殺害 ①取得の確実性→〇
        (②不確実   →×)
2)被相続人の殺害:処分行為×? →×
3)経営者の殺害:不確実     →×
4)キャッシュカード+暗証番号 →〇
*これも①②に分けるべきでは?(その際口座に残金がなかった場合はどうか)
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by strafrecht_bt | 2016-04-21 15:55 | 刑法演習


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