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カテゴリ:EU刑法( 7 )


2017年 03月 14日

オランダ選挙、トルコとの軋轢でウィルダース氏有利にも-15日投票

Corina Ruhe、Ellen Proper
2017年3月13日 18:13 JST
オランダ政府によるトルコ閣僚の入国拒否とその後の非難合戦が、15日のオランダ下院選挙に影響を及ぼす公算だ。
  欧州の国政選挙の第一弾となる投票日を2日後に控え、政治アナリストらはこの問題がルッテ首相の与党、自由民主党(VVD)とウィルダース党首率いる極右・自由党(PVV)の両方に追い風となる可能性があるとみている。
  フローニンゲン大学のケース・アールツ教授は、「ルッテ内閣は政治的な決断力を示した」と政府対応を評価する同時に「しかし、全てを勘案すればこの件は明らかにウィルダース氏への追い風になる」とし、「今問題になっているのは同氏の主要テーマそのものだ」と話した。
原題:Dutch Election Upended as Turkey Dispute Seen Boosting Wilders(抜粋)

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by strafrecht_bt | 2017-03-14 09:49 | EU刑法
2017年 03月 09日

オランダ議会選挙まで1週間 極右政党に高い支持

NHK: 一方産経新聞は、



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by strafrecht_bt | 2017-03-09 11:15 | EU刑法
2017年 01月 20日

EUと法 第14回 全体のまとめ(試験)

今日でこの講義も最終回となった。シラバスでは以下のような予定だったが、Brexitなどもありかなり予定が変更された。後期の授業のシラバスも1月に提出するのは、このような時事的な問題と関連する科目については早すぎると思う。
第1回 EUとは何か(フォンテーヌ・後掲書参照)
(1)歴史的背景
第2回
(2)地理的背景
(3)EUの危機:EUに未来はあるか?
第3回 EU法総論
(1)EU法の効果
a) EU法の直接的効果(庄司・後掲書31頁以下)
b) EU法の優越性(庄司・後掲書49頁以下) 
(2)EU法の適用範囲:EUにおけるトランスナショナルな法空間の構築
 a) 域内市場(庄司・後掲書74頁以下)
 b)物・人・サービス・資本の自由移動原則(庄司・後掲書91頁以下)
第4回
(3)EUの権限と諸機関(庄司・後掲書246頁以下)
第5回
(4)EUの司法制度(庄司・後掲書311頁以下)
*欧州人権裁判所とEUの関係
第6回 EU法各論
(1)EU経済法:特に競争法(庄司・後掲書115頁以下)
第7回
(2) EU刑法Ⅰ
第8回 EU刑法Ⅱ
第9回 EU刑法Ⅲ
第10回
(3)人の自由移動と刑事司法協力(庄司・後掲書201頁以下参照)
*EUと移民・難民問題
第11回
(4)EUにおける基本的人権の保護
第12回
(5)EUにおけるテロ対策:自由と安全
第13回
(6)EU環境法(庄司・後掲書222頁以下)
第14回
(7)EUワイン法(http://eumag.jp/feature/b1015/)
*ワイン刑法(例:ドイツ・ワイン法48,49条)
第15回:試験と全体のまとめ
   
【参考書】
庄司克宏 『はじめてのEU法』(2015年・有斐閣)  
パスカル・フォンテーヌ 『EUを知るための12章』(Web・日本語版・2013年・駐日欧州連合代表部)
実際の講義の進行
第1回 EUとは何か?
1.EU=the European Union欧州連合
2.国家とEUの関係
【キーワード】
nation: 国家
sovereignty: 主権
supranational: 超国家的
transnational: 国境を越える
3.EU加盟国(28国)
*Brexit:イギリスの離脱問題
EU法入門
第2回 EUの歴史
1.10のステップ
2.今後の展望
【キーワード】
欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)
欧州経済共同体(EEC)
欧州原子力共同体
欧州共同体(EC)
シューマン宣言
マーストリヒト条約
リスボン条約
第3回 EUのさらなる拡大?
1.Brexit:拡大から縮小へ?
2.今後の展望
補充1:EUへの加盟
補充2:欧州評議会
【キーワード】
EU加盟基準
EU加盟候補国と潜在的候補国
EU加盟交渉
ヨーロッパ(地理的境界)
欧州評議会
第4回 EU法とはなにか?
復習:法的にみた歴史的展開のまとめ
1.EU第一次法と第二次法
2.意思決定機関
3.権力分立?
【キーワード】
EU第1次法(マーストリヒト条約・リスボン条約など)
EU第2次法(規則、指令、決定)
欧州理事会・EU理事会・EU議会・欧州委員会
EU司法裁判所
第5回 EUとトルコの関係
復習:ヨーロッパとアジアの地理的関係
・第3回:補充1:EUへの加盟
・補充2:欧州評議会等とEUの関係
・補充3:EUとトルコとの関係
【キーワード】
難民問題
EU・トルコ共同行動計画(Joint Action Plan with Turkey)
「EU・トルコ声明」
キプロス問題
クーデター未遂事件(7月15日)
死刑復活問題
第6回 EU法の効力と優越性(EU法総論②)
最近のニュースから:「EUとトルコとの関係」の補充/Brexitのその後
復習:第4回:EU法とは何か?(EU法総論①):立法機関・EU司法裁判所
【キーワード】
EUの諸機関
EUと加盟国の分担責任
EU法の直接的効力
EU法の優越性
第7回 中間試験・EU法各論の概観
中間試験
1.EUの歴史と加盟国
2.EUの諸機関
3.EU法総論
EU法各論
1.EU市民権と外国人
2.人の自由移動と刑事司法協力
3.域内市場と環境保護
【キーワード】(試験)
EUの歴史
EU加盟国
EUの諸機関
EU法総論/各論
第8回 EU法各論(2)
1.難民・移民問題とEU市民権
2.人の自由移動と刑事司法協力
3.環境保護
【キーワード】
移民/難民
EU市民権
移動の自由権
地位剥奪同等効果
シェンゲン国境コード(規則)
ブルーカード指令/単一許可指令
第三国民長期移住指令/家族呼び寄せ指令
不正規移民送還指令
庇護
EU基本権憲章
第9回 EU法各論(3)
*前回の続き(難民問題)
人の自由移動と刑事司法協力
1.EU諸国間の警察・刑事司法協力
2.ユーロポールとユーロジャスト
【補充】国際刑事裁判所
3.シェンゲン協定
4.刑事司法協力における相互承認原則
5.一事不再理(以下次回)
【キーワード】
ユーロポール
ユーロジャスト
国際刑事裁判所
アキ・コミュノテール
シェンゲン協定
シェンゲン圏
相互承認原則
欧州証拠令状
欧州逮捕令状
第10回 EU法各論(4)
*最近のニュースから
人の自由移動と刑事司法協力
1.EU諸国間の警察・刑事司法協力
2.ユーロポールとユーロジャスト
【補充】国際刑事裁判所
3.シェンゲン協定
4.刑事司法協力における相互承認原則(以上前回)
5.一事不再理(以下今回)
6.欧州逮捕令状
7.相互承認原則と基本権保護
【キーワード】
ユーロポール/ユーロジャスト
アキ・コミュノテール
シェンゲン協定/シェンゲン圏
相互承認原則/下限設定調和
欧州証拠令状/欧州逮捕令状
一事不再理
犯罪人引渡条約
公正な裁判を受ける権利
罪刑法定主義
第11回 EU法各論(5)
*最近のニュースから
1)フランス大統領選関係
2)Brexit関係
3)イタリア国民投票否決→レンツィ首相辞任
4)オーストリア大統領選
人の自由移動と刑事司法協力
6.相互承認原則と基本権保護
域内市場と環境保護
【キーワード】
ポピュリズム
相互承認原則/下限設定調和
欧州証拠令状/欧州逮捕令状
一事不再理/公正な裁判を受ける権利/罪刑法定主義
環境法/環境統合原則/予防原則
第12回 EU法各論(7)
*最近のニュースから
域内市場と環境保護
1.環境法の位置づけ(前回)
2.EU機能条約119条:EU環境法の基本原則
3.環境統合原則
【判例】 ①ADBHU事件/②狂牛病事件判決/③ワロン廃棄物規制事件/④ドイツ再生エネルギー事件
【キーワード】
環境法/環境統合原則/予防原則
第13回 EU法入門・まとめ
*最近のニュースから(Newsweek)
1 最近のテロ事件
(1)ドイツ
(2)トルコ:ロシア大使暗殺→ギュレン派の犯行と断定
2 英首相を悩ませるブレクジットの袋小路
3 欧州の価値観の防衛(トゥスク)
4 欧州憂愁(共同通信)
全体のまとめ
1 EUの地理的背景
*EUとトルコ・ロシアの関係
2 EU法総論
3 EU法各論
【キーワード】
スプラナショナル/トランスナショナル/民主主義の赤字
第14回 EU法入門・期末試験とその解説
*最近のニュースから
「英、EU完全離脱へ」
「欧州議会議長にタヤーニ氏選出」
1期末試験
(1)EUの加盟国
(2)EU法総論
(3)EU法各論
2 期末試験の正解と解説
(今後もEU関係のニュースに注目して国際的常識を身につけていくこと)
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by strafrecht_bt | 2017-01-20 09:26 | EU刑法
2016年 10月 14日

EUと法 第4回講義:EUの意思決定機関

欧州理事会
(閣僚)理事会
欧州議会
欧州委員会
****
EU司法裁判所

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by strafrecht_bt | 2016-10-14 20:40 | EU刑法
2016年 10月 08日

EUと法(EU刑法入門)第3回講義:EUへの加盟と離脱

EUへの加盟
EUからの離脱
Brexit

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by strafrecht_bt | 2016-10-08 11:36 | EU刑法
2016年 10月 08日

ブレグジット、英ポンドと英国債に打撃

ブレグジット、英ポンドと英国債に打撃 10/8
The Wall Street Journal.
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by strafrecht_bt | 2016-10-08 10:37 | EU刑法
2016年 03月 06日

EU刑法

今年の後期に政策創造学部での「欧州連合と法」という科目の担当を依頼された。これまであまり研究してこなかった分野だが、EU刑法を中心にしてもよいかという条件で引き受けた。EU法は、現在多くの大学で講義等が開講されているが、その多くは経済法を中心としたものである。例えば慶応大学の庄司教授の講義は次のようなものである。
第1回 EU法入門
 EU基本条約の概要について説明した後、まず、EU権限の類型、EU法の法源について解説する。次いで、EU立法過程に関与する諸機関(理事会、欧州議会、コミッション)および立法手続について概説し、最後にEUの司法制度の概要について説明を行う。
第2回 EU域内市場総論
 域内市場法の総論として、物・人・サービス・資本の自由移動および競争法について概観する。
第3回 物の自由移動Ⅰ(関税・課徴金の廃止、差別的内国税の禁止)
 物の自由移動のうち、関税・課徴金の廃止および差別的内国税の禁止について解説する。
第4回 物の自由移動Ⅱ(数量制限と同等の効果を有する措置の禁止)
 物の自由移動における最大の問題である「数量制限と同等の効果を有する措置」について、定義、明文の適用除外、相互承認と「不可避的要請」、デ・ミニミス・ルールの有無、遠隔度テスト、「一定の販売取り決め」、市場アクセス・アプローチに関連する判例を取り上げながら、EUと加盟国の間における規制権限の配分に関して解説を行う。
第5回 物の自由移動Ⅲ(知的財産権との関係)
 国内法の所産としての知的財産権はEU域内市場における物の自由移動を制限する方向に働くが、EU司法裁判所はどのようにして両者の調和を図っているかについて権利消尽理論に焦点を当て、特許、商標、著作権に関する判例を取り上げながら説明する。
第6回 人の自由移動Ⅰ(労働者、開業、サービスの自由移動)
 経済活動に従事するEU加盟国国民の自由移動について物の自由移動と比較しつつ、その範囲、明文の適用除外、相互承認と「公益上不可欠の理由」、資格同等性原則、デ・ミニミス・ルールの有無に関連する判例を取り上げながら、EUと加盟国の間における規制権限の配分に関して解説を行う。そのさい、会社の移動、租税法、労働者の国外配置(派遣を含む)などの個別の問題についても触れる。
第7回 人の自由移動Ⅱ(EU市民権)
 経済活動を行わない場合の人の自由移動の問題として、EU市民権に関する判例法を解説する。また、それとの対比において第三国国民がどのように扱われているのかについても触れる。
第8回 資本の自由移動および経済通貨同盟
 資本の自由移動について他の自由移動との相違を踏まえながら、その範囲および適用除外について判例の動向とともに解説する。また、単一通貨ユーロ導入後におけるEUの金融政策、財政政策および銀行監督の法的枠組みについても説明する。
第9回 ゲストスピーカー
 日EU経済連携協定について
第10回 EU競争法Ⅰ(EU競争法の制度・手続)
 まずEU競争法の枠組みおよび目的について説明し、次にEU競争法の遵守確保(enforcement)について定める規則1/2003に焦点を当て、とくにコミッション、国内裁判所、国内競争当局の関係に関して解説を行う。最後に、EU競争法手続における基本権保護の問題を取り上げる。
第11回 EU競争法Ⅱ(競争制限的行為の禁止)
 EU機能条約第101条の解説を行う。まず第101条1項について、事業者、協定および協調的行為、「目的又は効果」、デ・ミニミス・ルール等の解説を行う。また、第101条3項の適用除外について、排他的流通や選択的流通などの垂直的制限に関する一括適用除外なども素材として使用しながら解説する。最後に、域外適用の問題についても取り上げる。
第12回 EU競争法Ⅲ(支配的地位の濫用の禁止)
 EU機能条約第102条の解説を行う。まず支配的地位の有無に関し、産品市場および地理的市場、市場占有率および参入障壁について解説した後、濫用の態様について説明する。
第13回 EU競争法Ⅳ(合併規則)
 EU合併規則の背景、合併規則におけるEUの管轄、手続および実体的審査について、それぞれ解説する。
第14回 EU競争法Ⅴ(EU競争法と公共サービス)
 まずEU法における市場と国家の関係について述べた後、公の事業者等に対するEU競争法の適用の問題、国家援助規制と公共サービスの関係、一般的経済利益を有するサービスの順に解説を行う。
第15回 ゲストスピーカー
 日本の法曹とEU法について


これに対して私の講義では次のような項目で講義しようと思う。
第1回 EUとは何か(フォンテーヌ・後掲書参照)
(1)歴史的背景
第2回
(2)地理的背景
(3)EUの危機:EUに未来はあるか?
第3回 EU法総論
(1)EU法の効果
a) EU法の直接的効果(庄司・後掲書31頁以下)
b) EU法の優越性(庄司・後掲書49頁以下) 
(2)EU法の適用範囲:EUにおけるトランスナショナルな法空間の構築
 a) 域内市場(庄司・後掲書74頁以下)
 b)物・人・サービス・資本の自由移動原則(庄司・後掲書91頁以下)
第4回
(3)EUの権限と諸機関(庄司・後掲書246頁以下)
第5回
(4)EUの司法制度(庄司・後掲書311頁以下)
*欧州人権裁判所とEUの関係
第6回 EU法各論
(1)EU経済法:特に競争法(庄司・後掲書115頁以下)
第7回
(2) EU刑法Ⅰ
第8回 EU刑法Ⅱ
第9回 EU刑法Ⅲ
第10回
(3)人の自由移動と刑事司法協力(庄司・後掲書201頁以下参照)
*EUと移民・難民問題
第11回
(4)EUにおける基本的人権の保護
第12回
(5)EUにおけるテロ対策:自由と安全
第13回
(6)EU環境法(庄司・後掲書222頁以下)
第14回
(7)EUワイン法(http://eumag.jp/feature/b1015/)
*ワイン刑法(例:ドイツ・ワイン法48,49条)
第15回:試験と全体のまとめ
   
【参考書】
庄司克宏 『はじめてのEU法』(2015年・有斐閣)  
パスカル・フォンテーヌ 『EUを知るための12章』(Web・日本語版・2013年・駐日欧州連合代表部)
EU刑法I~Ⅲの部分の詳細はまだ未定であるが徐々に明らかにしていきたい。
【EU刑法に関する日本語文献】(次回)

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by strafrecht_bt | 2016-03-06 22:05 | EU刑法