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2012年 07月 03日 ( 2 )


2012年 07月 03日

2012短答式〔第8問〕(配点:2)「罪数」

〔第8問〕(配点:2) 次のアからエまでの各事例を判例の立場に従って検討し,成立する犯罪が【 】内の罪数関係にある場合には1を 【 】内の罪数関係にない場合には2を選びなさい (特別法犯は除く。)。(解答欄は,アからエまでの順に[No14] から [No17])
ア. 公務員が 電化製品を盗品であると知りながら 賄賂として収受した。【観念的競合 】[No14]
イ. 連日,駅前で募金箱を持ち,真実は募金を難病の子供のために使うつもりはなく,自己のために費消するつもりであるのにそれを隠して 「難病の子供を救うため 募金をお願いします。」と連呼し 多数回にわたり 不特定多数の通行人からそれぞれ少額の金員をだまし取った。【包括一罪】
[No15]
ウ. 他人のキャッシュカードを盗み これを使って銀行の現金自動預払機から預金を引き出した。【併合罪】[No16] 
[No17]エ. 自動車を盗み,これを売却した。 【牽連犯 】

by strafrecht_bt | 2012-07-03 11:14 | 司法試験予備試験
2012年 07月 03日

2012短答式(配点:2)〔第2問〕 「正当防衛」

(配点:2)〔第2問〕
正当防衛に関する次の1から5までの各記述を判例の立場に従って検討した場合,誤っているものはどれか。 (解答欄は[No2])
1.刑法第36条にいう「急迫」とは,法益が侵害される危険が切迫していることをいい,被害の現在性を意味するものではない。
2.刑法第36条にいう「不正」とは,違法であることを意味し,侵害が全体としての法秩序に反することをいう。
3.刑法第36条にいう「権利」は個人的法益を指し,国家的法益や社会的法益は含まれない。
4.侵害者に対する攻撃的な意思を有していたとしても,防衛の意思が認められる場合がある。
5.けんか闘争において正当防衛が成立するかどうかを判断するに当たっては,闘争行為中の瞬間的な部分の攻防の態様のみに着眼するのではなく,けんか闘争を全般的に観察することが必要である。

by strafrecht_bt | 2012-07-03 11:08 | 司法試験予備試験